こんにちはHIROです
先日ウッドフェンスのDIYをしました。全部作ったと言えればかっこいいけど、実際は横板を貼ったのみです。
一番重要な基礎部分等はプロに任せ、横板を奥さんと一緒にひたすら打ち付けました。
ですが、やってみる事で学んだ事や気づいた事もあったので書いてみます。
少しでも建築費用を減らしたい、今後のメンテナンスを自分で行いたいという方は自分でやってみるという気持ちが重要です!!
あと確実に必要なになるのはインパクトドライバーです。メンテナンスを前提としたウッドフェンスなら長い目で購入してしまうのもありです。
ウッドフェンス作りの下準備
上の写真で見てもらうとわかるのですが、元々2段のブロックが積まれていて、その上に1段ブロックが新たに積まれています。今回ウッドフェンスの作成を相談するにあたり完全なDIYでは懸念事項がありました。
それは横板を貼る支柱をどうするかという事です。(基礎の部分や、どこにどう固定するか、何の素材を何処で買えばいいのか等)
しかし、これらの懸念事項は我が家の工務店である、ハルクホームさんに相談することにより早々に解決しました。
解決方法は基礎部分や一番大事な部分はプロに任せるってことです 笑
ええ もうさくっとプロにお任せしました。
なので横板張りだけのなんちゃってDIYです。
プロにお願いした下準備(支柱とブロックへの固定)
①2段だったブロックを3段にしてもらう(予めついていたメッシュのフェンスも撤去)
②上から2段分のブロックに支柱をさすため、モルタル?コンクリ?でうまっているブロック部分に穴をあけてもらう
③穴をあけた部分に支柱を刺し、固定してもらう。というものです。
これらの作業をお願いすることにより、私が実際に行う作業は横板張りのみとなりました。
※他に横板の木材代として約5万円。こちらもそのまま依頼。
ウッドフェンスの木材はレッドシダー(アルミの支柱は80cm間隔で)
高さ180cmのアルミ支柱を80cmの間隔で14本固定します。その固定したアルミの支柱には木の板を張り付けてあり、横板が固定しやすくなっています。(上の写真だと、80cm間隔で縦に立てられている木の裏側にアルミの支柱がついています)
一番予算が高くついているのがこの支柱で1本6400円になっています。(恐らく自分で調達すればもっと安いものの、もう疲れました 笑)
横板の木材については、「レッドシダー」だったかな?ちょっと忘れました。(工務店さんにお願いしたため)
ウッドフェンスや塗装作業にはヤッケがおすすめ (1日目~2日目前半は塗料塗り)
まず、2日間に分けて自然塗料を塗ります。これが腰にきて地味に大変&服が汚れます。
どうしても汚れてしまうため、2日間に分けるといらない服も2着必要になってしまいます。
大量に塗料を塗る機会がある方はワークマンでヤッケを買うのをお勧めします。この二つを買っても1000円以下です。近くの店舗へGOです。
ワークマンのポリエステルヤッケ 399円
ヤッケのズボン 399円
自然塗料といえばリボスとか、オスモとかが有名ですね。うちはウッドデッキやウッドフェンスにはウォルナットを塗りました。自然塗料なので、乾いてしまえば素手で触っても安全で、ペットや子供さんがいる家にお勧めです。
こちらは「リボス ウォルナット」
リボス 浸透性着色オイル カルデット ウォルナット 2.5L
100均アイテムでも似たような事ができます
>>【100均】コテバケの代用品を見つけた|ウッドデッキのメンテナンス
2日目後半 ウッドフェンスの横板張り(DIYのコツ・注意点)
さてここからが本番です。
あてにしていた工務店の社長さんは、我が家の完成見学会で来客の応対中です。
「うむ 困った」
作り方のアドバイスも期待していたので、何から始めていいのかわかりません。そんな時救世主が現れます。我が家の大工さんたまたま登場!!
たまたま来ちゃっただけなのに、
この日は違う場所で現場があるって話してたのに、
放り出された素人のDIYをかわいそうに思ったのか、「こんな感じで」とおよそ右側3分の1と、一番下の板の張り付けを仕上げてくれました (笑&感謝)
とりあえず自分たちで横板を貼る際の注意点は、
- 一番下の横板はブロックや地面につけない。(下につくと、そこから木へ水分の移動などが起こり腐りやすくなる)
- 板は下から張っていく。(なんとなく上から張りたくなるものの、上から張っていくと一番下の板の間隔が狂いやすい。)
- ネジを打ち込んでいく際は下穴を開ける(横板に割れが入りづらい)
この他に実際に横板を貼り始めて感じた事ですが、
横板の両端にインパクトドライバーでネジを打ち込んでいく際、そのままだと非常に割れやすいです。
下の写真の右側は大工さんの作業。ビスも等間隔できれいです。左側は私たちが張ったのですが、ビスの所から横に割れてしまっています。(というか同じ商品として買った木材でも横板の幅がそもそも違っていたり)
これを防ぐには「下穴」を開ける事が有効でした。ビスよりもやや細めの下穴を開ける事で、ビスを打ったさいに「割れ」が入りづらくなります。
幅が違う横板が少しづつ上下の間隔を狂わせていくので、始めに一番下の板をブロックにつかないように張ってしまうのが重要になります。
ウッドフェンスの横板の上下の間隔は1cm位の木材をはさむのが便利
そうそう、上下の板を等間隔にするためにこのような1cm幅のスペーサー?を何個か余った木材で作ってもらいました。
木材が無ければ消しゴムを1cm幅に切るとか、身近なもので代用できると思います
1cmの幅で作られており、これを挟む事により上下の間隔が均等になります。
とはいえ木によってはやはり幅が不揃い。
予め大工さんに打ってもらった「横板の上端」になるべく合わせるようにビスをどんどん打っていきます。
完成見学会で家にはお客さんが来ているなか、私たち夫婦は黙々と横板を貼っていきます。もしかしたら職人と間違った方もいたかもしれません。
ほぼ初めてに近いインパクトドライバをつかい黙々と貼っていきます。
ちなみに奥さんも初めてインパクトを使いましたが、立派に使いこなしDIY女子になったようです。
そして完成したのはこちら。
ウッドフェンスの高さは約240cmです。この位あると大分プライバシー感が高まります。
家の中から見るとこう。(左端が切れてしまって見えるのが少し残念)
まとめ ウッドフェンスのDIYを行ってみて感じた事
結果的にプロの手を借り下準備を行い、半分くらいはプロの手により我が家のウッドフェンスはできあがりました。
完全に自分で行うよりもお金はかかりましたが、これはこれで満足しています。
アルミの支柱を台風などの風にも負けないようどう固定するのか、そもそも材料を何処で買い、横板に使う木材は何をどの位の長さで買うのがいいのか等、考え始めるとやっぱりやめようかと思う事はたくさんありました。
ネットで検索してみても、支柱を固定する部分で皆さん苦労されているようでした。
参考までに勉強させてもらったHPを紹介させて頂きます。
私の所は予めブロックが2段あり、これを活用するにはブロックに穴をあけなければいけません。
しかし、ブロックに穴をあける工具なんてもちろん持っていないので、あとは地面を掘ってモルタルなどで固めようかとも考えていました。うまくできるのか?うまく出来ず傾いたりしたときのショックと失敗した残骸の処分が恐ろしいと中々踏み切れないでいました。
今回結果としてプロの手を多く借りたものの、これで仕組みもわかりましたし横板が腐ったり割れたりしても自分で交換できるという自信がつきました。
塗料を塗り、横板をインパクトで貼っていくという作業ですが色々やってみる事で気づく事もあります。
これから新築でウッドフェンスを自作したいという方は予め工務店さんなどに相談しておくのもいいかと思いますし、完全に1から作るという方は何かの参考になれば幸いです。
あとは横板の耐久性ですが、こればっかりはわかりません。しばらく様子をみて、何か変化があれば追記してみます。