イレクターパイプでサイクルポート(屋根付き自転車置き場)を作成した記録です。
自転車置き場を作るにあたって必要になった総費用は55000円です。
![私](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2018/06/IMG_2205-1.jpg?resize=80%2C80&ssl=1)
他のサイトだともっと安かったぞって?パイプ同士を繋ぐジョイントをプラスチック製にするなどすれば安くなります 高いのは取り外しできるようにメタルジョイントを使ったからです
前回まではイメージ作成から部品の調達まではまとめました。
図面やイレクターパイプで作成するにあたり必要になる様々な部品の調達についてまとめています。
今回は調達した部品やパイプを、錆予防などの加工をしながら組み立てていきます。実際の組み立て作業は2人いたほうがスムーズです。
そして写真も多く、詳細に書いたため長めの記事になっています。保存して必要な時に読めるようにすると便利なはず!
では行きましょう
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-16439419081651034017334669404071.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
波板を固定するフックボルト
まず、波板を固定するフックボルトという部品が「鉄製」だったので、錆予防を考えました。屋根として固定するので後々外したり塗装したりするのは大変です。
屋根部分の波板を取りつけることができます。
1袋20個入りです。
Φ28イレクターパイプ用です。
波板の凸部に取り付けてください。
【仕様】
●12g ●鉄
アマゾン商品説明より
まずは火で炙ることで酸化被膜を作られ、錆予防になるという情報を見て炙ってみました。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-1643941908023506873818076843354.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
なんか白っぽくなった
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-1643941907944827638527910965602.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
この粉を吹いたように白くなったフックボルトですが、拭くと少しとれます。何が正解がわからないのでもう一つ調べていた錆予防を施してみます
酢+濃い紅茶=黒錆をつける溶液?ができあがるそうです。
参考リンク>>https://www.takibi-reservation.style/media/campgear/66206/
早速試してみます
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-16449999988093544582387696420711.jpg?resize=520%2C300&ssl=1)
・酢 50ml・お湯 100ml・紅茶2袋を混ぜます。そしてそこに黒錆をつけたいものを24時間程漬け込むだけです。
容器に匂いが付きそうだったので、いらないコップに入れ替えます。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-16439419081036776625579234291006.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
だんだんと泡がでてきて液も濁ってきます。そして臭い
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-16439419077395456097246026692765.jpg?resize=576%2C768&ssl=1)
できあがったのがこれ↓。全体的に黒っぽい感じにはなったけど、やはり正解なのかがわからない。見た目も微妙なのでさらに調べました。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-16439419076577669863508709797669.jpg?resize=520%2C300&ssl=1)
調べて最後に行き着いたのが、市販の亜鉛スプレー塗布です。
【特徴】
・超微粉の金属亜鉛により電気化学的に鉄を防食すると同時に、その亜鉛末の表面が次第に安定した不溶性の保護被膜となり、さらに防食性能が増加する
・塗膜の上には、ほとんどのラッカー・塗料が塗布できる(但し、フタル酸塗料は層間剥離する恐れがあるため避けること)
アマゾン商品説明より
レビューを読んでも錆予防としてはもちろん、既に出てしまった錆にかけているというレビューもあります。
色々回り道をしましたが、これが一番手間がかからずいいのかも。
このスプレーを先ほどのフックボルト等の金具やイレクターパイプ内部に噴霧していきます。
いらない紙に部品を置き全体にスプレーします。噴霧後すぐだと指に付着するので片面まんべんなく吹いたら5分~10分程度おいてから裏面にもスプレーします。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-16449999969778666418340071014163.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
イレクターパイプの内部にスプレーするときは、両端にテープを張ってからスプレーすると飛び散りません
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-16449999958833157247084877098525.jpg?resize=744%2C558&ssl=1)
コツとしてはパイプの端から少しはみ出るようにテープを張ることで、安全にパイプ内部にスプレーできます。パイプの反対側からスプレーの粒子?が出てくる場合があるので、反対側は箱をかぶせておくとか様子を見ながら広い場所で行ってください。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-16449999956264764273478516471206.jpg?resize=682%2C910&ssl=1)
イレクターパイプ内部に水が入るとしたら、接続部からでしょうからパイプ両側をしっかりとスプレーしました。
スプレー一本あればすべてのパイプに噴霧できます。
これで、イレクターパイプや部品関係の錆予防は完了です。
土台となるパイプスタンドにはシャシーブラックをスプレーしました。足や自転車が当たったりするだろうし、少しでも被膜?を厚くしておきたいという思いからですが効果は不明です。内部はもちろん亜鉛スプレーも。
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![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-16449999964538295275372476007257.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
あと大事なのが、内部への水分防止としいてキャップやパイプスタンドを固定する際はコーキング剤を使うって事です。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211031135850.jpg?resize=732%2C549&ssl=1)
イレクターパイプの先端部にはキャップを付けます。
下の写真だとアマゾンの箱の上にのっていますが、キャップのイレクターパイプにはめる方にコーキング剤をつけてイレクターパイプ内部への水分を防止します。
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ゴムハンマーなんかでたたくと入れやすいです。最後まで入れたらはみ出たコーキングを拭きとります
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211031152625-scaled.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211031152837-scaled.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
私はなぜかグレーを選んでしまいましたが、透明やブラックなどが使いやすいと思います
先ほどのパイプスタンドも同様です。パイプとパイプスタンドを合わせる時もそうですが、更にドリルネジで固定するようになっているので、ネジで固定する穴もしっかりとコーキング剤を使って隙間をなくします。
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パイプスタンドにはあらかじめ穴が開いています。そこにあらかじめコーキング剤を塗ってからドリルビスを打ち込みました。
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ネジに直接つけるとインパクトドライバーで打ち込む際の遠心力でとれちゃうかなって判断です
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211031160438.jpg?resize=688%2C516&ssl=1)
出来上がり。グレーなので目立ちます。黒とかクリアならそのままでいいと思います。
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では次に個人的に一番大変だった屋根づくりに進みます
・イレクターパイプを組み、サンアロー液(接着剤)で接着する。時間を置いて2度付け
・組んだパイプに波板を合わせて(あとでつけるフックボルトの位置も確認しながら)、必要なサイズに切る。
・組んだイレクターパイプに波板を固定する
工程としたらシンプルですが、色々悩んだり失敗した所です。知ってる人には当たり前でも、初めての人間には難しかったり悩むもんです。ミスした部分も含めて参考にしてください
イレクターパイプで屋根の骨組みをつくる
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まずはイレクターパイプで骨組みを作ります。
ポイントはサンアロー接着液(接着剤)を時間を置いて20~30分ほど置いてから2度付けすることです。この接着液が隙間をしっかり埋めることで外部からの水を防ぎ錆予防につながるわけです。
最悪、中に水分が入ってしまってもいいようにパイプ内部等に亜鉛スプレーを吹いたわけですが、念には念をいれて隙間を埋めましょう。
組み立てる前に部品を一つづつ個数が合っているか確認します
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211022121308_copy_1200x1600.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
屋根なら屋根の部品をピックアップしておくと作業が楽です。
写真左側にあるジョイントがメタルジョイントで分解できる仕様ですが割高になります。プラスチックのジョイントに変えると総額は安くなります。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211030124153.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
下の写真はパイプ同士をジョイントも使いながら仮組みした所です。仮組みして、左右のバランスやジョイント部分とのはまり具合など調整してからサンアロー接着液を1~2滴付けて仮接着していきます。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211030131112.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
パイプに沿って屋根を固定する金具を付けます。一度どんな感じにつけるのか試しておくことをおススメします
全体を確認し、間隔やバランス等問題なければ本接着としていきましょう。下の写真では横からになっていますが、できる限り上側から接着液を入れます。
全体を見てジョイント部分の隙間がなくなるようにしっかりと接着液で埋めていくイメージです。
横からや下からやろうとすると垂れます!!
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骨組みを作ったあとは、波板のサイズ合わせと骨組みへの固定作業です。
まず購入した波板をイレクターパイプで作った骨組みに合わせてサイズを決めます。
横着して、波板を多く重ねる事で楽しようと思ったら見た目が悪くなったので注意です
波板同士は2.5山程度重ねるのが一般的です。
下の画像にもあるとおり、下側になる波板の端は山が上向きになるようにします。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/namiita2.5.jpg?resize=880%2C619&ssl=1)
そして実際に波板同士を必要な幅分重ねてみて、余計な部分を切断します。
軒先をどのくらい出せばいいのか?ってのも悩んで調べたのですが、
一般的には100mm以内、風が強い地域や積雪地域は50mm以内がいいようです。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/wp-1653887611456.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
私は直接サインペンで印をつけて切りました
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211030144305.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
ちなみに、私が波板を切るのに使った道具はダイソーで売っていた丈夫そうな園芸用のハサミです。
疲れるけど一応切れます。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211030144127.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
でも波板を切る専用はさみの方が楽だと思います。
波板のサイズ合わせとカットが済んだら次はイレクターパイプへの固定作業ですね
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211031101025.jpg?resize=751%2C563&ssl=1)
次はフックボルトという部品を使い、波板を固定していきます(他にも固定する部品はありますが、長期間使う予定なので金属製のフックボルトを選んでいます)
固定の仕方については、公式の動画がわかりやすいのでお勧めです。
見ていただけましたか?作業工程としては難しくないと思います。
私もこの動画を見て作業したわけですが、一つ大きなミスをしたので先にお伝えしておきます
最初に穴を開ける作業がありましたね?
あの穴を開ける場所ですが、よく見ると
・下からフックボルトをあてる
・場所を確認して印をつける
・穴を開ける
の工程で難しい事はありませんが、下からフックボルトをあてる時にまっすぐ波板にあてるように注意しましょう
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211031084952.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
フックボルトが真上ではなく、イレクターパイプ上にかかるように斜めにしてしまうとその後の作業で不具合が生じるのと、見た目が悪い
上向きにまっすぐだとネジでしっかり固定できますが↓
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211102115027.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
斜めになるように穴をあけてしまうと、ネジもしっかり閉まらない感じになります↓
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211031102025-scaled.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211102115841-scaled.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
あと、波の「山」部分に来るよう穴を開けます。抑える金具もそのような形状になっています。
ここでポイントをまとめておきます
・穴を開ける場所は山の上(フックボルトは斜めにならないように真下から真上にあてる )
・波板を固定する間隔は一般的に波の山を数えて5山ごと
・波板を固定する時に使う「黒いやつ(以後黒スポンジ)」は軽く曲げて使う
私の場合はフックボルトを多く用意したため、5山の間隔では無いところもありますが多くつける分には問題ないだろうという判断からです
あとは、下の写真の黒スポンジ(波板と押さえる金具の中間にくるやつ)が固いんです。そのままだと波板と金具の間に隙間ができるので少し折り曲げるように変形させます。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211102114904.jpg?resize=667%2C889&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211102114927.jpg?resize=679%2C906&ssl=1)
指で曲げないと、金具と波板の間に隙間が空きま
イレクターパイプの位置によっては波板の山部分に穴が合わない時もあると思います。
本来はイレクターパイプを固定する前に波板を載せ、穴をあける場所を合わせておくとベストかもしれません。
穴をあけてフックボルトを差し込み、黒スポンジと押さえ金具を合わせたらネジを締めていきます。ネジを締めるのは専用金具がフックボルトについてくるので簡単に締められます。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211031103946-scaled-e1653900077909-1024x768.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
そうして出来上がった屋根がコチラ
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211102121845.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
屋根を作るにあたっての説明で、
・フックボルトの間隔は5山
・波板同士は2.5山重ねる
とか言っちゃいましたが、自分はできてません。すみません。
楽しようとして、波板同士の重ね幅多くしたけど結局その分固定が多くなったり、穴あけの位置間違って縦のラインがバラバラだったりしています。あと、バタつき防止にフックボルト多く買ってるので多くつけています。
使用には問題ないと思いますが、ダメな見本です。注意して作ってください!!
屋根部分は一応これで完成とします。
まず実際の組み立てに関してはプラモデルとか家具の組み立てとか作った事ある人ならできます。
矢崎化工さんで図面を作ってもらった人はそれを見れば作れるはずです。
![イレクターパイプ 図面 矢崎化工](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/2022-02-09-3-1.png?resize=880%2C516&ssl=1)
作るのに夢中で殆ど写真に残せていませんが、先にポイントを書きます
・2人で作業する←めっちゃ大事
・固定する前に縦横の水平をとる
作業として高いところで固定したり、少し遠くから曲がってないかと見てみたりと確認と安全面で二人以上での作業を推奨します。
水平部分や垂直部分は水平器を使いながら組み立てましょう。
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20211103131157.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
一番苦戦したのは、コンクリート面と固定するアンカーボルトです
苦戦といっても、道具は何を使えばいいの?ってところです。道具が揃ってしまえば、一番大変なのはコンクリ面への穴あけでした。
必要なものは
振動ドリルと刃
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20211103122144-scaled.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20211103122151-scaled.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
振動ドリルは近くのホームセンターでレンタルして、振動ドリルに合わせて刃は選んでもらい購入してきました。近くでレンタルできない場合もあると思います。
その場合は購入して、作業が終わったらメルカリで売るとかでもいいと思います。
アンカーボルト
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20211019125102_copy_1200x1600.jpg?resize=519%2C692&ssl=1)
アンカーボルトも、万が一サイクルポートを撤去したくなった時にすぐに外せるものを選びました。
一般的な物より高くなりますが、このタイプであればインパクトドライバーで捻じ込む感じなので、外すのも簡単です。
穴あけで失敗したポイントを先に書きます
・パイプスタンドの穴と、コンクリ面に穴を開けた位置がずれていた
要するにこういう事です↓
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20211103144105.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
苦労して穴をあけたのに、アンカーが入らなければ意味がありません。
穴を開ける際はしっかりと穴の位置を「●」で塗りつぶすなり、途中で確認しながら開けたほうがいいです。
プロはどうやるのか知りませんが、私みたいな素人はもっと慎重にやるべきでした。
穴あけの工程をまとめてみます
一番大事かもしれません。パイプスタンドの穴を塗りつぶすと失敗しづらいかもしれません
振動ドリルの「刃」にも印をつけておくと掘る深さがわかりやすいです
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/06/wp-16543312772526213444660314041547.jpg?resize=593%2C791&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20211103144112.jpg?resize=616%2C461&ssl=1)
想定していたより下に抑えつける力が必要だと感じました。女性は男性に手伝ってもらうのと、騒音が大きいので予め隣近所の方に話しておくと安心です。
穴をあけると粉塵が舞い、コンクリートの削った粉が穴の中や外側に溜まります。途中でこの粉を穴からしっかり取り除きます
エアダスター、ストローを穴の中を吹く、色々方法はありますがマスクもして目に入らないように気を付けてください
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG20211103133805.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/06/wp-1654332561738.jpg?resize=699%2C524&ssl=1)
穴がしっかり開いていれば、アンカーボルトの固定は簡単です。
アンカーボルト(タップスター)を専用ソケットで捻じ込み、付属のナットで締めると出来上がりです
![イレクターパイプ サイクルポート 屋根 自転車置き場](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/02/wp-16442025404754757881843562203431.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
今回屋根付き自転車置き場をDIYするにあたって一番大変だと感じたのは
1 イメージの図案化と、組み立てにあたり必要な部材がわからない
2 長期的に使うものだから錆防止などの方法や、必要となる工具の確保や使い方の下調べ
の2点でした。
1は矢崎化工さんにお願いすると簡単ですし、2に関してはこの記事を参考にしてもらえば多少は楽になると思います
もちろん他にもっといい方法もあるはずです。
私は素人なので、プロなら当たり前にしってる最善の方法がわかりません
もし少しでも参考になったようであれば、途中で紹介した商品などクリックして詳細を確認してもらえると嬉しいです
準備編で他にも組み立てなどで使う道具をまとめているのでご覧ください↓
![](https://i0.wp.com/chibaie.com/wp-content/uploads/2022/04/屋根付き2.jpg?resize=160%2C160&ssl=1)