市販品でサイクルポートの施工を依頼すると、安くても製品だけで7万位はしますよね。
そこに地面がコンクリか土か、または屋根材をどうするか、敷地に入らないならカットするか等状況に応じて費用はどんどんプラスされていきます。
今回いろいろ調べた挙句に、イレクターパイプでDIYの屋根付きの自転車置き場を作ったので記録しておきます。
最終的に出来上がった自転車置き場はこちら↓
ちなみに予算は約55000円です。
イメージ作りから作成段階まで、すべてを一気に書くと長くるなるので、3つに分けてブログにまとめていきます。
- 自転車置き場のイメージを考える
- 準備編
- 工程編
作りながら疑問に思った事なども一緒に書いていくので、イレクターパイプでの作成を考えている人の参考になれば幸いです。
まず、サイクルポートまたは簡易的な屋根を付けたいと考えていた時に取った写真です。
もともと自転車置き場だったんですが、予算面もあり雨ざらしの置き場になっていました。
寸法
奥行1650mm
横幅1470mm
狭いんですよね。今のところ自転車3台がギリギリ置けるけど、将来的に子供の自転車が大きくなると3台は難しいかもしれません。
しかし調べてみるとサイクルポートの既製品だと予算面も厳しいし、加工してもらわないと調べた限り入りません。でも加工をお願いするとさらに費用がかかります。
施工費用をいれると結局10万くらいかかるイメージです。
屋根付きの自転車置き場を言い換えると、サイクルポートですかね。まず、はじめは簡易的にでもいいから屋根が欲しいという思いから検討が始まりました。
市販品だと1万以内からあります。
屋根があればいいという簡易的なもの↓ですが、色あせや風に飛ばされそうだし、長期間使うには心もとない。
1万を超えると屋根付きも出てくるけど、まあ設置場所やデザイン的な所を考えてしまうもの↓
こういうタイプはやはり耐久性も考えないといけないと思うんですよ。色褪せも気になりそうだし、数年ごとに買い替えるなら初めからしっかりしたものを設置したいです。
どれも一時的な使用と割り切ればいいかもしれませんが、素材の耐久性や風にあおられて飛んで行って周りの家に迷惑をかけるといったリスクはあるように感じました。
↓これなんかは少し高めですが、地面がコンクリならアンカー固定する、土ならなるべく重いもので固定すればいいかなと結構最後まで悩みました。
レビュー自体は良かったのですが、湿気などの問題はあるようです。家族が使う場面を想像するとベストな選択ではないと感じたのと、3万以上出すならもっと耐久性と安心感が欲しいというのが選ばなかった理由です。
しっかりしたタイプで7万円くらいだすと、物置型なんかも選べます。我が家の場合は寸法的に無理でした。
色味とか好みはあるけど、色は塗料で濡ればいいし横風も防げるし丈夫そうだったけど予算が5万位ってことに気が付いてこちらも却下しました。
じゃあ自分で簡易的に作るか?って検討したのが↓の写真
- 赤い線がブロック塀に柱を固定して、玄関ポーチ側とタープなどをつなげる案
- 青い線がフェンス部分と玄関ポーチを直接つなぐ案
超簡易的です。ブロック塀に柱(木材やパイプ的なもの)を固定して、そこにタープや夏によく売ってる日よけなどを屋根として結びつける案です。
はじめはこの案でいっか?だったけど、ブロックの強度とか大丈夫なのかもわからないし、一応地元の左官屋の友達に色々聞いてみたんです。その結果↓
まず、境界のブロックはお前の家の物か?共用の物なら問題になるぞ。
簡易的でもいいなら別いいと思うけど、雨降ったとき水が隣家に流れるのも揉める原因。
そもそも、ブロックは金具とかで固定するのには強度が弱いから向いていないぞ。
撃沈です。ブロックの強度しか頭に無かったけど、雨水の流れ先や境界のブロックであとあと揉めたくはありません。
この案も早々に却下され、ヤフーショッピングや楽天などで買える簡易的な市販品や既製品のサイクルポートをチェックし、考え続けてイレクターパイプでのサイクルポート作りを決意するのでした。
私はイレクターパイプで作成することに決めたものの、イレクターパイプの部材ってたくさんあるんですよ。
ホームセンターにある部品なんてほんの一部で、どの部品を使えば自転車置き場を作れるのかというのが想像できませんでした。
次は実際にイレクターパイプや必要な部品、考えて購入していき下準備した所までをまとめます。