夏が近づいてくると思う事があります。暑さ対策と日焼け対策について考えねばと。
暑さ対策として、ただTシャツで走るよりはメッシュジャケットなどを羽織るほうが涼しいです。顔の日焼けに関しては、鼻にしっかり日焼け止めを塗って、ヘルメットのシールドを使えば変な日焼けはしません。
ただし手の日焼けに関してはバイク用の手袋やグローブでいいんですが、毎回の装着が面倒なので私はハンドルカバー派なんです。
ハンドルカバーがあれば雨も日焼けは防げるんですが、夏は風が通らない事で熱いんですよね。。。
そこで、今回は「夏用 風が通るハンドルカバーを自作してみました」
今回はそんなお話です。
用意するもの すべてダイソーで用意できます。
- 両面ハトメ (サイズが色々ありますが、今回は10mmを選択)
- 打撃型両面ハトメ (台座と、ハンマーで叩く棒型のやつがセットになっています。これもサイズをあわせます)
こちらは穴あけポンチで、革や布に穴をあけます。「8mm」とかいていますが、「10mm」の物を選択。何種類か試しましたが、10mm位が丁度いいです。
写真左側からいきます。(すべてダイソーで揃います)
- 穴あけポンチ 10mm
- 打撃ハトメ 10mm用
- 両面ハトメ 10mm
あとはいらなくなったハンドルカバー。もちろん新品でもいいですが、夏用は安いやつで十分です。でもナイロン製など、ぺラぺラのやつはハトメの重さで歪んで風が入ってこないかも。
あとこういう台座があると便利です。これにハンドルカバーをかぶせます。(なくても作れますが、ちょっと大変)
廃材があれば、簡単にでも作ると作業性が上がります。
まず、ダイソーの打撃ハトメ・両面ハトメの使用方法
使い方をはじめに説明します。
まず、下の凹形の台座が一番下に来ます。
そこに両面ハトメの出っ張っている方(凸)をのせます。
両面ハトメの凸の上に挟みたい布などを挟み、↓の丸型のハトメをのせます。(ここでは布は省略)
のせます。(ちなみ丸型と凸形のハトメはセットになって売られています)
その上に打撃ハトメ(凸)をのせます。
そしてこの棒のさきっちょの細い部分を打撃ハトメの凹の部分にあてて、
ゴムハンマーなどで叩くことで、両面ハトメが「ガチっ」とくっつきます(2~3回叩きましょう)。音が大きいので、下にゴムマットなどを敷く事をお勧めします。
実践編 ハンドルカバーに穴を開けて、ハトメを付けていきます。
今回は先ほどの「木」の台座にハンドルカバーをかぶせます。
穴を開ける所に印をつけます。家にあったのでチョークを使っていますが、自分がわかれば何でもいいです。今回は等間隔に6個穴を開けてみます。
「穴あけポンチ」をこのように当てて、上からゴムハンマー等で叩きます。前後左右に打つ方向を変えながら、ポンチを叩いていった方が綺麗にいきます。
とりあえず穴は空きました。最悪このままでも大丈夫でしょうが、ここに両面ハトメを付けていきます。
木の台座に、凹形の打撃ハトメをのせ、その上に両面ハトメの凸形をのせます。そこにハンドルカバーをそーっとかぶせます。
そうすると、ハトメの一部が出てきます。
そこに、丸型の両面ハトメをのせまして、
凸形の打撃ハトメをのせて、
この棒をくぼみに合わせて、「ガンガンガン」とゴムハンマーや木づちなどで叩きます。
こんな感じになっていきます。(作成途中で歪んだりしたものもありますが、どうせ目立たないので気にしません)
こんな感じで左右作ってみました。
右側は穴の間隔が狭くなってしまったので、左側はやや幅を広げて作っています。
そうそう。ハンドルカバーの下側に一つ穴を開けておきましょう。ハトメ部分より雨が入っても下から抜けるようになります。
全体像、出来上がりはこんな感じになります。早速走ってみましたが、指の辺りに風が入ってくるため、蒸れや熱さはだいぶ解消しました。
(ハトメ部分が銀色で目立つため、油性マジックで黒く塗ってみました。)
まとめ ダサいけどバイクのハンドルカバーは寒さも日焼けも防ぐ神アイテムです。
今回夏用としてハンドルカバーを作ってみたのは、夏用のハンドルカバーは殆ど無いか、あってもダサいんですよね。
こういうのとか↓。色がシルバーで風が通る部分がメッシュになっています。これが黒ならこれでいいのに・・・
OSS ( 大阪繊維資材 ) ハンドルカバー 夏用 SHC-01
夏用のハンドルカバーはニーズがそもそも少ないんでしょうね。
少しでも見るに耐えられる物をとの思いで、今回作成してみ他ハンドルカバーですが結構涼しいです。
今回はダイソーの両面ハトメを使って穴を固定しましたが、本当は風の当たる部分をバイクのジャケット等に使うような、ちょっと固めのメッシュ素材で作れると一番いいなと感じています。その方が自然です。どこかのメーカーさん作ってみませんかね?ニッチな需要はあると思うんですが。
いや、もともとハンドルカバーはダサいアイテムという認識が一般的ですが、一度つけてみると手袋を脱ぐ手間も無くなり、水濡れや風を殆ど防いでくれる神アイテムなのが実感できるはずです。
秋位にハンドルカバーを購入し、秋~春と使い、夏に穴を開けて夏用にすれば一番効率がいいかもしれません。
一度作ってみませんか?穴を開けるだけでも、風は入ってくるのでお勧めです。
OSS ( 大阪繊維資材 ) 防寒ハンドルカバー ブラック 保温性抜群 BHC-01
夏には良さそうですね。
ただチョイ乗りでもバイクに乗る時はグローブした方がいいですよ。
自分がどれだけ用心しても、もらい事故はあります。
私も経験ありますが素手で事故に遭うと掌がベロベロになります。