ふと気が付くとブロック塀や外壁の黒ずみやコケなどが気になった事ありませんか?
我が家のブロック塀は一部新品ですが、殆どの部分は恐らく20数年物です。そして黒ずみとコケが目立っていました。
「何とかしたい」と奮起し、ネットで情報を集め今回はそれをさらに検証してみました。
掃除方法により目に見えて効果が違ったのでご覧ください。
まず、塀や外壁につく黒ずみやコケ・藻の原因
道路に面した外壁や塀等の黒ずみに多いのは排気ガスによる汚れが多いようです。外壁や塀のでこぼこした部分に排気ガスのススなどが付き、さらにはそこに含まれる油分がさらに汚れを引き付けてどんどん黒ずんでいく事になります。
そして、藻やコケなどの汚れは恐らくの想像がつくでしょうが、日当たりが悪い場所に生えやすいようですね。
我が家のブロック塀の汚れは、経年による汚れの堆積と日当たりが悪い事によるコケの発生のような感じです。
ブロック塀の黒ずみ・コケ・藻の掃除に用意したもの
今回使用したもの
・キッチンハイター
・デッキブラシ
以上2点です。
ただここで注意点が一つ。
ブロック塀などは「弱アルカリ性」であり、キッチンハイターは「塩素系」になります。
キッチンハイターがブロック塀にしみ込んでいく事で、ブロック塀の劣化や中の鉄筋を痛める恐れがあるようなので10倍に薄めたキッチンハイターで様子をみながら等希釈倍率についても自己責任のもと使用して下さい。
我が家のブロック塀の状況 黒ずみや土汚れ コケ等が目立ちます
上の写真は少し前の写真になりますが、一度汚れを落とそうと心みた時の写真です。日陰になる時間が多くコケのようなものが生えているのと、下が土のため泥汚れも目立ちます。あとは経年による黒ずみ汚れですね。
下の写真は一度実験した時のものです。真ん中の所だけ色が違っていますね。実験して問題ないと判断し、今回の検証を行いました。
掃除方法によるブロック塀の汚れの落ち方検証編
今回行った検証は、
・デッキブラシでひたすらこする(一番右側)
・ハイターを吹きかけるのみ(真ん中)
・デッキブラシでゴシゴシした後に、ハイター吹きかけ放置(一番左)
わかりやすいようにチョークで印もつけてみました。
一番右側のデッキブラシは両手がふさがれており写真が取れないので写真はありません。
真ん中のブロックは、このようにキッチンハイターを吹付けました。(自己責任で原液です)
一番左側は下の写真のように、デッキブラシで洗ったあとにキッチンハイターを吹き付けています(こちらも原液)
結果 やはりデッキブラシとキッチンハイターのコンビが最も優秀でした。
写真をご覧下さい。ブロック塀が乾いてから撮った写真です。左側に行くほどきれいになります。
デッキブラシのみは、大きい汚れが落ちるものの緑色のコケや藻の類が残っています。
ハイター吹付けのみは、なんとなく茶色に変色してる感じがあり完全には汚れが落ちていません。
一番左、デッキブラシ+キッチンハイターは真っ白です。
当たり前の結果かもしれませんが、デッキブラシで大きい汚れや洗い流せる汚れは落とし、キッチンハイターでコケや藻の類を一掃できたようです。
ここまで来たなら後はこれを維持していくだけですね。
参考までに下の写真左側が何もしていないブロックで、右側がデッキブラシ+キッチンハイターのブロックです。歴然ですね。
ちなみに、キッチンハイターの原液を吹き付けていますが30分程放置した後はしっかりと水で洗い流しています。
もしご自身で行う場合は、目立たない場所で試すか、キッチンハイターを10倍に割ったもの行ってください。
検証を終えて思う 一台は高圧洗浄機があれば外壁の掃除やブロック塀の汚れに楽かもしれない
我が家には高圧洗浄機が無く、家にあるものを駆使して今回検証してみました。
ですが、家に高圧洗浄機がある場合はそれで外壁や塀の大きな汚れを落とし、汚れのひどい所に薄めたワイドハイターを吹き付けるのが最も正解かもしれません。(必ず目立たない所で試してね)
キッチンハイターの成分である「次亜塩素酸ナトリウム」は本職の方の仕事でも外壁掃除に使われるそうです。
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立派な外壁や塀も汚れていては見た目にも悪いし、せっかくのマイホームがもったいない。
工夫してきれいに保って、いつまでも気持ちよく暮らしたいですね。
キッチンハイターはちょっと・・・って方には、藻やコケなどに評判のいい市販品を見つけときましたよ!5倍に希釈して使えるので、スプレー式の他のタイプよりコスパもいいと思います。