ウッドデッキの寿命ってどの位なんでしょうか?
私
木の種類にもよるのでしょうが、我が家のウッドデッキは一年が経ち色がやや薄れてきて塗料の剥げが目立つようになってきました。
そこでウッドデッキのメンテナンスとして塗料の塗りなおしを行いました。今回はその記録も兼ねて記事にします。
予め手順を記します。
①ウッドデッキの掃除
落ち葉やゴミなどを取り除き、スポンジやデッキブラシなどで大きい汚れを洗い流していきます。(洗剤はいらない)
②下地処理として塗装の剥がれなどがあれば除去(木材に軽い傷をつける目的もあり)
塗装の剥がれ等があれば軽く削り取ります。削るといっても全部やるのは大変です。目立つ所や全体的にうっすらとというレベルでもいいと思います。複数人での作業推奨。
我が家の塗料は木材に染み込むタイプなので、スポンジで軽く表面の汚れを洗い落とした後、全体を100均で購入した紙やすり的な物で軽く削りました。その方が塗料の染み込みや、塗膜を作るタイプでも木材との馴染みがよくなるようです。
③塗料の塗布 & 余分な塗料の拭き取り
塗料を塗っていきます。15分前後経過した所で、今度は塗った部分をふき取っていきます。我が家が塗った「リボス」という塗料は厚く塗ればいいという物ではなく、薄塗りを推奨しており拭き取りが作業過程に含まれています。
④乾燥
あとはひたすら放置です。(塗料によるのでしっかり確認)
必要な物・用意した物(小物は全部ダイソー)
- 塗料を塗るローラーのハケ
- 塗料を入れる四角い入れ物
- ウッドデッキの汚れや塗料を剥ぐヤスリ的な物
- 塗料(我が家はリボスを塗布しているのでリボス)
- 汚れてもいい服装
- 時間と頑張る気持ち
ほぼ一人でやったので、約半日を必要としましたが、終わった後は見た目も撥水性も復活しました。
業者に依頼するのは簡単ですが、安くはありません。自分で出来る事は自分でやったほうが経験値になります。
一年経過したウッドデッキの状況
写真じゃちょっとわかりづらいですね。
全体的に色あせてきており、角の部分など足がこすれやすい場所などが白っぽくなってきています。
上の写真は室内側から撮っているのですが、ウッドデッキに出るためのテラスドアを開けて、「始めの一歩」の所の色落ちが強く白さが目立ちます。
室内から出る時は裸足や靴下など履いていますが、ウッドデッキ自体は屋外にあり汚れているので結局サンダルや靴であがる事になります。
そうすると木材の角の部分から擦れて色味が落ち、白っぽくなってきている感じです。
私
汚れたまま再塗装しても、塗料の馴染みもよくないので塗装の前には汚れ落としも大事になります。
掃除前に比較としてこのように、水を垂らします。
息を吹きかけると、弾くこと無くこのように滲んでしまいます。
実際は問題ないレベルかもしれないけど、ちょっと気になります。
家の建築中に大工さんから一言。
「ウッドデッキの塗りなおしは一年に一回はした方が長持ちするよ」
この言葉が頭から離れない。いつかは少しづつ朽ちていく運命かもしれないけど、その寿命を少しでも長くしたい。
私
今回使った必要な小物 塗料以外の消耗品は全部ダイソー
左側から、
- ローラーのはけ
- 使い捨て手袋
- 汚れ落としや軽く塗料をとるためのヤスリ的なもの
このヤスリ替わりのものは、荒いスポンジをさらに固くしたような感じです。
塗料はリボスのチェスナット色。自然素材で作られている塗料です。木材に染み込むタイプになります。
そのリボスを入れる入れ物は、ダイソーで売ってたBBQとかで使う、使い捨ての焼きそばプレートみたいなやつ。
ウッドデッキの塗りなおし開始 洗浄・下地処理・塗布作業
写真がありませんが、まずウッドデッキの表面を高圧洗浄機やデッキブラシ等でこすり、コケや汚れなどを落とします。
私はデッキブラシ片手にゴシゴシとこすりました。
洗浄するにあたり洗剤などは必要ありません。どうせ屋外にあり汚れるものだし、この後の作業で軽く削ります。
汚れを落とした後は、先ほどのヤスリ替わりの固いスポンジでこすっていきます。
軽く削るだけでも全体をこするとなると結構疲れます。
私
削ると↑のように、うっすらと塗料がはげてきました。
全部取るのでは無く、塗料が染み込み密着しやすくなるように荒く傷をつけるイメージです。
私
前回ウッドデッキの塗装してから、約一年。久しぶりのこの塗料を開けました。
匂いも変わらず、問題なさそうです。
でも、「良くかき混ぜてからご使用ください」的な事が書いてあるので、底からしっかり混ぜていきます。よく混ぜると沈殿しているものと混ざり塗料の色が濃くなります。
塗料を100均トレーに注いでいきます。
このトレーだと終わったらそのまま捨てれるのがメリットですが、強い風が吹いていると飛んでいきそうになるのがデメリットです。
ある程度塗料も使うのでケチらず塗料を入れ込んだ方が安定します。
こうやって、ローラーにつけて塗っていくわけです。
再塗装スタート
ウッドデッキが乾いている状態とはいえ、色味が全然違います。
真ん中から塗り始めてしまったので、端っこから塗りなおします。
塗り始めて気が付いたのは、ローラーに塗料を均等につけないとまだらになります。注意です。
ウッドデッキのサイドもしっかりと塗っていきます。
一通り塗ったら、今度は表面に残っている余分な塗料をふき取っていきます。けど時間が経ちすぎたのか、ベタベタ感が強くあまり拭き取れませんでした。
リボスの塗料缶の説明を確認した所、「10~20分経過したら、余分なオイルを軽くふき取ってください」とあります。
私
塗布前と塗布後
こちらが塗布前。乾燥しきっています。
角度が違うものの、再塗装後はツヤが出ます。
全体像だとこのように、色味も戻っています。まだ光の加減もありムラがあるように見えますが、徐々に落ち着いていきます。
一日経過後が下の写真。全体的に落ち着いてきます。
水を垂らして撥水性チェック!!
私
ばっちりはじきます!!!!おっけーーーい!!
塗装前と比較すると一目瞭然ですね。
1回目の塗装後24時間程放置し、もう一度塗る事でより耐久性も出るようですが一年に一回位ならこの塗装メンテナンスも楽しいもんです。
まとめ ウッドデッキはメンテナンスが大事
当たり前ですが、ウッドデッキは「木製」です。定期的なメンテナンスが必要です。
私は自分で出来るメンテナンスなら自分でやりたい派なので問題ありませんが、手間をかけたくない人は「木製」を選ばない方がいいかもしれません。
ハードウッドといわれる「ウリン」や「イペ」など使えば数十年持つという情報もありますが初期費用は高くなります。
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また、樹脂と木材を混ぜ込み木材に似せた人工木材というのもあるみたいなので、予算のある方は初めからそういった素材を選ぶのもいいのかもしれませんね。
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この記事が家づくりやメンテナンスの参考になれば幸いです。
今回使用したリボスの塗料はこちら。
あると便利はコテバケセット(ローラーと比べても楽です)