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【DIY】ラブリコを使って子供部屋の間仕切り壁を作成|材料調達から壁紙張りまで

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「いづれ子供部屋に壁を作って分けられるようにしてほしい」

これが家を建てる際にお願いした一つの条件でした。

そして、子供がとうとう「壁を作って欲しい」と言ってきました。

ただ、本格的な壁をお願いするにはまだ早いと思い、今回は色々考えた上で2×4の柱を使って固定する「ラブリコ」を使った簡易的な間仕切り壁を作成することにしました。

イメージというか、今回のほぼほぼ完成形はこちら↓です。

窓の所まで壁にすると約260cm 今回はベニヤのサイズ(182cm)分のみ壁を作りました。

主な材料はラブリコ・2×4(ツーバイフォー)の木材・ベニヤ(合板)です。

11畳の子供部屋にはまだエアコンが一台しか無いため、空間全てを仕切るわけでは無く一部を開放した作りとなりますが、ラブリコの支柱を立て空いている空間にベニヤを貼る事で今後一面壁にすることも簡単にできます。

作業前の写真です。この下の写真の窓二つの間で仕切っていきます。

何が必要になるのかの検討

DIYに慣れている人なら「さささっ」と色々と頭にイメージがわくのかもしれませんが、DIY初心者の自分にはなかなかハードルが高く、必要になるものを調べながら書き出してみたのが下の図です。あくまでイメージです!!

子供部屋 間仕切り壁のイメージ

天井高2400mm  ベニヤの基本サイズ910×1820で考える。横置きで片側3枚必要な計算

ベニヤ1820mm側を横に置き、その大きさの分だけ今回は部屋を仕切る事にします。天井までは2400mmなのでベニヤ910mm2枚繋げても1820mm。2400mmにはまだ高さが足りないので残りの580mmはホームセンターでカットしてもらう予定とします。

間仕切壁の作成において、天井高の確認必須です。一般的には240cm位が多いようですが最低210cm以上と決まっている様です。

あとは壁にペンキを塗るのか、壁紙を貼るのかで変わると思います。どちらにします?

この時点で考えていた簡易的な壁を作るのに最低限必要な物

・ベニヤ合板(9mm)910×1820 4枚

・ベニヤ合板(9mm)580×1820 2枚(天井側 カットしてもらう)

・2×4(8フィート2440mm)の木材 3本 【ラブリコを使うには95mm引いて2305mmにカット

・ラブリコ 3セット

・木ネジ(ビス?)35mm位のやつ

・養生テープ 養生シート(マスカ)

・インパクトドライバー

ここから木材調達の検討ですが、インタネーット・ホームセンターどちらも検討した結果、最終的にはホームセンターで買いました。

木材をインターネットかホームセンターどちらで買うか

木材のインターネット価格ですが、調べてみた結果木材自体がホームセンターの1.5倍から2倍になり、そこに送料が1000円位~3000円程度までかかる所が多い感じでした(自分調べ)

材質や種類により値段は変わりますが、明らかにホームセンターは安いです。

ただし、インターネットで買うメリットは「運ぶ手間が無い」のと「カットまでそのまま注文できる」ですね。費用的には高くはなってしまうものの家に木材が届くのは便利です。

ホームセンターなら木材を探し、カットをお願いし、車に乗せて運ぶ。という手間が発生します。

この「車に乗せて家まで運ぶ」の場合、ベニヤや2×4の木材が「車に乗るのか」ってのが懸案事項でありましたが、車内を計測した結果積み込み出来そうだったので我が家はホームセンターで購入にしました。

2×4 2305mmにカットした木材でこの位

ただし、ホームセンターに行き再度考え車内のでっぱりなどで「車に乗らないかもしれない」というリスクを感じ、910×1820のベニヤに関しては910×910のサイズになるよう長さを半分にカットしてもらいました。車に乗せた結果としては、カットしないとやはり乗らなかったかも知れないなーという大きさでした。

カットしてもらったベニヤ

ホームセンターでは軽トラ等を貸してくれる所も多いので、手間を惜しまなければやはり安く済みます。

ディアウォール ラブリコ その他 どれが地震に強そうか

壁や天井に傷をつけず柱を建てる材料として、ディアウォールがよく使われるようですね。ただ、簡易的な壁とはいえ地震の際などに倒れてしまうリスクは子供の安全上できるだけ避けなければなりません。

ということで、色々考えた結果今回「ラブリコ」にしたのですが簡単に特徴をまとめてみます。

・ディアウォールはバネで突っ張る。ディアウォール自体にやや厚みがあり壁となるベニヤを貼り付けるとベニヤの壁が反ってしまう可能性がある。

・ラブリコはラブリコ自体の厚みも少なく手回し式のネジで突っ張らせる。種類によっては天井と床にビスやホチキスの針を打ち込む事ができるため安心感がある。

他にも色々考えた事はあるんですが、安定性と壁としての見た目を求めた結果ラブリコを選びました。

このタイプ↓がホチキスやビスで更に固定できるタイプです。

ラブリコの簡単な説明

ラブリコのパッケージ

ラブリコも同時に注文していたので開封します。

ラブリコの箱を開けると必要となるネジやホチキスの針は付属しています。

上が天井側 下が床側

 

天井側、床側にこの凹凸のついた透明なパッド?をネジやホチキスの針で固定します。

 

透明な方とラブリコ本体の凹凸がしっかりとはめこまれる事により強固にはめこまれる形です。

では床側より透明なパーツをつけていきます。あまり傷を残したくなかったのでホチキスの針で固定したかったもののフローリングには歯がたたず大人しく付属のネジで固定していきます。

 

天井側は不揃いですがホチキスの針で固定できました。問題は床から見て真上(垂直)につけられているのか心配になるところです。

角から何センチ等、定規で細かく測り目印を書き込みながら固定しホチキスの針を打ち込んでいきました。

 

2×4の柱にラブリコをはめこみ、床と天井側を固定します。手で回せるネジをくるくる回し更に固定します。

床と天井ばかり見ていると、「垂直とは?」「これはまっすぐなのか?」などよくわからなくなってきたので、水平を測れるアプリなどを使ってみました。IPHONEなら付属していますが、ストアなどにも色々種類があります。

柱を立てる作業もそうですが、一人で作ると作業がはかどりません。慣れない人は全ての作業において2人での作業を推奨します。

こうしてとりあえず3本の柱を立てることができました。この時点で柱となる部分を押したり引いたりしてみましたがびくともしません。

 

柱の間隔は約90cmです。実際に貼るベニヤを合わせながら微調整しています。

 

壁側にもベニヤを合わせてみると、隙間ができてしまう事が発覚。

このままだと壁に隙間ができる

出っ張っている部分を測り、その分をのこぎりで削り落とす事にしました。

削ってこうです。

 

 

あとはひたすら35mmの木ネジ?ビス?を使ってとめていきます。9mm厚のベニヤに対してどの位の木ネジを使えばいいのか分からなかったので、とりあえずベニヤの厚みに対して約3倍くらいネジを柱に打ち込めるようにしました。ベニヤ厚9mm+27mmで36mm。

ちなみに後々錆がでないようにステンレス製の木ネジを選んでいます。

場所によっては適当になってしまいましたが、木ネジの間隔は15cm~20cm位で打っています。

一通り打ち終わったのがこの写真です。窓側はもともと今回は壁を繋げない予定だったのでこのままでもよかったんですが、天井側に壁をつくる際に問題が発生しました。

 

天井までの幅540mmにカットしてもらったベニヤがハマらない。数mmハマらない・・・。計算上はぴったりのはずだけどはまりません。参考にされる方は簡易的な間仕切と割り切って数字ピッタリではなく2~3mm多めに切ってもらってもいいかもしれないです。

数mmでも削る工具も切る工具もありません。困ったので子供に確認してみました。

私:天井の方壁がハマらなくて空いちゃったんだけどしばらくこれでもいい?

子:上は空いてても、下部分が全部そのうち壁になるならいいよ―。

案外子供は気にしないみたいでした。なので、天井側はひとまず諦めます。

というか、簡易的な壁と割り切れば天井側はベニヤを固定せず、窓際までの約260cmを壁にしちゃうのが一番スムーズにきれいになる気がしてきました。

ベニヤ板の隙間や木ネジの穴をパテで埋める

あとあと思うとこの作業さえいらないような・・・

ビスを打ったあとの凸凹やベニヤとベニヤの間にできた隙間を出来る限りパテで埋める作業もしました。これにより壁紙を貼った後に凹凸が目立つ事を防ぎます。

打ち込みすぎてネジの凹みが目立ちました。

一度塗っただけでは乾いた際に少しへこむ(痩せる)ため、2度塗りしています。ただ塗りすぎると今度は厚くなってしまい加減が難しい。

厚くなってしまった部分は必死に今度は削りました。平らを目指してサンドペーパーでひたすら削ります。削りすぎてパテの意味がないんじゃないか?と思う部分も出てきましまいましたが、とりあえず納得いくまで削ります。

子供に手伝ってもらいます。粉塵が舞うのでマスクをして換気もよくしてやりましょう。

子供はマスクする前に飽きていました

しかし、壁紙を貼ったあとに思ったのですがネジ頭側を埋めるだけで良かったかもしれません。

ベニヤ間の隙間はパテが思った以上に厚く盛れている&削り切れずクロスを貼った上からも凹凸がわかってしまう感じでした。

やってみるとわかりますが、様々な工程でその道のプロの偉大さを思い知ります。

あくまで簡易的な壁と割り切る事も大事だと作っている途中に思い知らされます。

ベニヤはアクが出る場合があるらしい

壁を作ろうと考えていた当初、壁となったベニヤには好きな色のペンキを塗る予定だったのですが話合いの結果壁紙(クロス)を貼る事になった経緯があります。

色々調べるとベニヤにはアクというか汚れみたいなものがにじみ出てくる事があるとの情報発見。

>>ベニヤ板にクロスを貼ると時にこうなる【不動産投資をとことん楽しむ】様へ

しかし、アク止めヤニ止めシーラーとかある程度量も入っていて3000円前後します

もっと広範囲なら容量の多いタイプでもいいかもしれませんが、ベニヤ板6枚分で余っても仕方ないので下の写真の商品を買ってみました。

スプレータイプのシーラーで簡単

このスプレーならひたすら吹きかけるだけなので楽です。但しきちんと養生しないとベタベタになるので当たり前だけど養生必須です。この1本で4畳まで適応ですが、実際吹きかけると結構したたるのでもう少し5~6畳までは使えそうでした。

どの作業もそうですが、とりあえず床にマスカー必須です。

床や壁に養生テープなどをしっかりと張り、

ひたすらスプレーを吹きかけます。

吹きかけすぎるとしたたりながらもダマになってしまったまま固まうので、場所によっては軽くふき取りました。

シーラー自体は数時間で乾きます。壁紙はまだ届いていなかったので後日行いました。

壁となる面積が多くないのであればこのシーラーおススメです。

壁紙到着 初めての壁紙貼り

さてネットで申し込んだ壁紙が届きました。中身はピンク系とブルー系の壁紙です。

それとは別に壁紙を貼る際に必要となる工具がセットになっていたものもお願いしました。

箱から施工道具や壁紙を取り出し、説明書とともに施工していきます。

目盛りがついているのでカットの目安がつけやすい

 

しっかりと計りハサミで切っていいきます

壁紙にはあらかじめ糊がついているタイプにしました。確認しながら準備を行い貼っていきます。

 

残念ながら二人で貼っているため写真はありませんが、貼り終えた写真はこんな感じです。娘側の部屋はラベンダー色。

反対側はネイビー系。

よく見ると上下左右に+の形に筋が浮いているのがわかりますか。これパテの厚みがあり浮いてしまった部分です。あとは、壁紙が重なっているため横線や縦線が出ています。

ちなみに壁紙を貼った直後は下の写真のように、少し空気が入ったようになってしまった部分がところどころ出来てしまったのですが、翌日にはぴったりとくっついて目立たくなっていました。

貼っていて気付いたのですが、ラベンダーの壁紙は厚みが薄く、ネイビーの方は厚みがあります。そして厚みがある方が張りやすいしデコボコも比較的目立ちませんね。

柱との隙間などは不器用ながらも付属していた内装用のコーキング?も行います。端から壁紙が剥がれるのを防ぐ役割があるとか。

 

扉の取っ手がぶつかる部分にはグルーガンで補強です。

ちなみに壁紙を貼る際に一番難しかった部分は、クロス同士が重なる部分のカットです。

重ねた上で後でカッターで切るわけですが、これが加減がわからないのとノリで壁紙がふやけておりグシャって折れてしまったりと苦労しました。なので、きれいにカットするのは諦めて重ねたまま貼ったりしています。それが余計に段差となり目立つ訳です。割り切りが大事と何度も心に言い聞かせます。

最終的に天井側も埋めました

後日ですが、カットしてもらったベニヤを置く所もないので天井側も作業しました。数mm削る方法としてサンドペーパーでひたすら削るという方法をとりましたが、早々と断念してカッターでひたすら削りました。削っては合わせてみてを繰り返し1時間は軽くかかりました。

遠めから見たらまだまとも

反対側もこんな感じです。やはり近くで見ると壁紙が重なった部分がスジになってしまい見た目があまりよろしくない。

簡単に記録として残しますが、無理矢理カッターで削ったベニヤをはめこみビスを打ち込みます。要養生。

 

無理矢理削ったので天井側は隙間ができてガタガタです。

計算通りいかないので、カットしてもらうなら2~3mmと言わず5mm多めにカットしてもらうと安心かも。

まとめ 簡易的な壁だけれども、低予算で作成&経験値も増える

今回この壁を作るのかかった予算は概算ですが約2万1500円です。

2×4柱 500円×3本 1500円

ベニヤ 1000円×6 6000円

木ネジ 500円

パテ 500円

アク止めシーラー 1000円×2本 2000円(一本のみ使用)

壁紙一式 約1万円

養生テープ 500円

養生シート(マスカー)400円位

計 約21500円

しっかりとした壁をお願いすると10万はかかるといわれていたので、8万はコストカットできたのでしょうか?とはいっても、プロがつくる壁の耐久性や美観など一緒ではありません。あくまでも簡易的なものです。

それでも、子供部屋を仕切る壁という意味では問題はありません。今後しっかりとした壁が必要になった時はプロにお願いしたいと思います。

あと壁紙を貼る時間を除けば初心者の私で2時間半位でしょうか。

「子供部屋 間仕切り壁」 「壁 作り方 DIY」 「壁 初心者 作り方」など思えば沢山検索だけはしています。

しかし実際作っている方はDIYに長けた方や建築関係の職人の方だったりも多いようでした。

初心者がしっかりした壁を作るにはハードルが高いものの、この位の子供部屋の仕切りなら「自己責任」ですがなんとかなります。

ただ、次に自分が同じ壁を作るとしたら手間と見栄えの関係で「壁紙」は選ばないと思います。間違いなくペンキ塗料を選びます。好みの柄の壁紙なら仕方ありませんが、単色ならきっとペンキで塗るのが楽しいし楽かと・・・。

あとは天井側は割り切って開放したままにするっていうのも安全上も含めいいかもしれませんね。

天井側は開けたまま、窓側まで壁にするのが一番簡単かもしれない

しかし試行錯誤しながら、色々と個人的に妥協した点も多くありますが、子供にはOKをもらえた間仕切り壁が出来上がりました。これから壁を作ろうと模索している方の何かの参考になりますように。

あっ あと、ある程度パワーのある電動ドリル?インパクトドライバーが一台あると様々な作業が大幅にはかどります。一応参考までに今回使用したインパクトはコチラです。ホームセンターでレンタルでもいいと思います!!あまりきれいな壁ではありませんが一つの参考になれば幸いです!!

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