この記事を書いている現在外につける防犯ライトについて悩んでいます。
防犯ライトといってもカメラ付きの物も有り、実際そこまでの性能が必要なのか、ライトだけで十分威嚇することができるのか。
頭を整理する意味でも、考えている物をまとめてみました。
考えた結果としては、
- 人が侵入しようした時に、センサー式のライトがあれば回りからも目立つので、できる限り死角となる所にはライトを設置する
- 道路に面していたり、駐車場、玄関を照らすライトは出来れば電源を取る。電源が取れなければ電池式にして電池切れがすぐわかるようにする。
- 防犯カメラはライトとは別に考える。防犯カメラはスマホと連動型にして、声をかけられるタイプにする
もちろん明るさだったり、価格だったりも重要なポイントなのでそういった所も含めて考えていきます。
追記 庭で点灯させた写真を追加しました。明るさをご確認ください。
防犯ライトに求められるものは防水性能と明るさ?
まず、防犯ライトに求められるものを挙げます
- 明るさ
- 必要な時は外側でもスイッチで明かりをつけられる
- 防雨性(耐候性)
- 向きの調整
- センサーの感度
- 取り付けやすさ(壊れるものとして、交換を前提とする)
- 予算が許すならば防犯カメラ機能
でしょうか。
明るさはルーメン・ルクスなど色々単位があり、何を基準にするかわからないですよね。
わからないので調べました↓↓
ルーメンは「ライトの明かりの発生源の場所の明るさ」で、
ルクスが「壁や物や人に光が当たった時の明るさ」になるようです。(壁に光を当てた時は、壁にあたった光の明るさの単位)
分からないって?
こうです!!
画像参照元:「WORLDCYCLE」さんから画像お借りしました。
「IP〇〇」などの、埃や防水に対する性能の見方
次に外に設置するという事は雨や台風や嵐に耐えて頂かなければいけません。
ここで出てくるのが、
防雨・防塵性能を表す「IP〇〇」という単位になります。
例えば
「IP44」という数値がカタログに書いてあったとします。
この時、IPの隣「44」という数字の左側が防塵性能、右側の数字が防水性能を表します。
そうすると、
防塵性能は「4」
防雨性能も「4」という事になります。
じゃあこの数字がどの位すごいかっていうと、下の表をご覧ください。
防塵性能が「4」なら、直径1mm以上の物は中に入らないレベル
保護等級 | 内容 |
---|---|
0級 | 特に保護がされていない |
1級 | 直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定) |
2級 | 直径12.5mm以上の固形物が中に入らない(指程度を想定) |
3級 | 直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない |
4級 | 直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない |
5級 | 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形) |
6級 | 粉塵が中に入らない(耐塵形) |
耐水性能なら、「4」であれば水の飛沫に対して保護されるレベルとあります。調べると屋外用でもこのレベルのものが多いようです。
「3」で散水に対して保護されるというレベルのようなので、4以上が一つの目安になるのでしょう。
心配な方はこの数字がより大きいものを選ぶと安心ですね。
保護等級 | 意味 | 種類 |
---|---|---|
0 | 無保護 | – |
1 | 垂直に滴下する水に対して保護されている。 | 防滴I形 |
2 | 15°以内で傾斜しても垂直に滴下する水に対して保護されている。 | 防滴II形 |
3 | 散水に対して保護されている。 | 防雨形 |
4 | 水の飛まつに対して保護されている。 | 防まつ形 |
5 | 噴流に対して保護されている。 | 防噴流形 |
6 | 暴噴流に対して保護されている。 | 耐水形 |
7 | 定められた条件で水に浸しても影響がないように保護されている。 | 防浸形 |
8 | 潜水状態での使用に対して保護されている。 | 水中形 |
– | 相対湿度90 %以上の湿気の中で使用できるもの。 | 防湿 |
ここで一つ注意があり、
「IPX4」のように途中に「X」が入った場合などですが、「X」は検査していないという事を表します。
ですので、IPX4のように左側の数字が無く(X)、右側の数字が4であれば、防塵性能は調べていないが防水性能が「4」という事になります。
「IP4X」のように「X」が右側にあるものは防塵等級は4だけれども、防水性能は調べていないという事ですね。
よくわかりました。(私が)
とりあえずは「IP44」を一つの目安にして探すことにします。
防犯ライト オーデリック社製とRITEX(ライテックス)社製で比較してみる
ちなみに我が家がお願いした工務店であるハルクホームさんから提案されているのは、オーデリック社のOG254540です。
提案されている見積もりには定価の「29800」円しか書いてないので、実際の値段はわかりませんが、たぶんあまり安くはない気がします。あとピンポイントにし照射はできない感じ。
でも、黒壁でも違和感なくつけられそうなデザインです。でもこれIP〇〇が書いて無く、「防雨型」と書いています。防雨型だと上の表でみると「3」になるんですかね。(散水に対して保護されるレベル)
ルーメンは1052 ルクスは2700です。
つぎ、候補の一つ ムサシ社のRITEX(ライテックス)シリーズで「LED-AC3036」.
こちらはやや武骨というか、「センサーライト感」がよくでてますね。
しかし、コンセント式で「IP44」で防まつレベルです。
ルーメンは3000ですが、ルクスの表記がありません。
でもこの商品実物を近くのホームセンターでみたのですが、「だいぶ」まぶしいです。レビューも「すごい明るい」「明るい」とのレビューが多く、☆も4.5なんですね。
こちらの商品は、家の中からはつけられませんが必要な時には紐を引っ張ることで常に明かりを点灯できたりします。
値段もアマゾン価格で7780円。安い・・・ 引かれてしまう・・・
- サイズ:幅32.2×奥行12.5×高さ12.6cm(クランプ除く)
- 電源:AC100V(50/60Hz) 、 消費電力:37W(待機時1.0W) 、 コード長:3m 、 ひもスイッチ長さ:50cm
- 電球:12W×3 高輝度白色LED(設計寿命約4万時間) 、 全光束:約3000ルーメン
- センサー:(探知方式)焦電型赤外線センサー・(探知範囲)約140°最遠約8m
- 点灯時間設定:約5秒~約5分 、 点灯切替機能:昼(周囲が明るくても暗くても点灯)/夜(周囲が暗い時のみ点灯)
- クランプ取付サイズ:(厚み)最小約15mm~最大約100mm・(パイプ径)最小約30mm~最大約85mm
- 設置場所:屋内・屋外用(防雨タイプIP44) 、 保証期間:1年
- 付属品:取付けネジ×2、コンクリート用プラスチックプラグ×2、クランプ台、蝶ナット、L型ボルト、ネジキャップ、投光器スタンド取付けパーツ、取扱説明書、保証書
他にも防水性、取付の簡単さ、幅広く照射でき安い同じライテックスシリーズの 「LED-AC315」があります。
こちらもIP44で防まつレベルで、お値段ちょっと安い4600円ほど。
ルーメンは1660ルーメンです。ルクスの標記がないものの、電球:7.5W×2 高輝度白色LEDと書いてあります。だいぶまぶしいレベルです。(実物確認済み)
- サイズ:18.1 x 17.9 x 13.6 cm(クランプ除く)
- 本体重量:590g(クランプ除く)
- 原産国:中国
- 電源:AC100V(50/60Hz) 、
- 電球:10W×2 高輝度白色LED(設計寿命約4万時間) 、 全光束:約1300ルーメン
- センサー:(探知方式)焦電型赤外線センサー(探知範囲)約360°最長約8m 、 探知距離調節:遠~近
- 点灯時間設定:約5秒~約5分 、 点灯切替機能:昼(周囲が明るくても暗くても点灯)/夜(周囲が暗い時のみ点灯)
- クランプ取付サイズ:(厚み)最少約15mm~最大約100mm(パイプ径)最少約30mm~最大約85mm 、 設置場所:屋内・屋外用(防雨タイプIP44
お値段だけ見れば、提案されている「オーデリック社 OG254540」より、「ライテックスのLED-AC315か、LED-AC3036」なんですよね。
でも、ハルクホームさんでは「ライテックス社」製などのメーカーは納品したこと無いとの事。こちらで選んだものを施主支給にしてるわけですから、自己責任でつけてもらいます。
デザイン性が良く、工務店さんお勧めの物は間違いないでしょうがやや高い印象です。
デザイン性は低いものの、ライテックスなどのメーカーは安くて、壊れても取り換えしやすい。
どちらもメリット・デメリットありますね。
ただ、考えなければいけないのは「見た目」だけではなく、「メンテナンス性」も大事って事になります。
壊れて取り換える前提で考えた方がいいのかもしれません。
というか、私は壊れる前提、交換する前提で選ぶ事にしました
もう少し悩む事にします。
防犯カメラの機能は必要か?
これについては、「ついていない」よりは「ついている」方がいいですよね。
でも、機能としては防犯カメラ単体で選んだほうが性能や価格面で有利な気がします。こちらなんかは、カメラ越しに会話もできるしスマホに通知もくるし安いし。
色々調べてみたんですが、防犯カメラ付きのセンサーライトにするのは価格が上がってしまうので、「威嚇」という意味ではダミーの防犯カメラでもいいかもしれません。
防犯ライトの電源について
最後に防犯ライトには乾電池式、ソーラー式、コンセント式があります。
我が家は常に見張ってほしい場所はコンセント式、人が基本的には来ないが気を付けたい所は乾電池式にしています。
- 「乾電池式」は気が付くと乾電池が切れていたっていう事があります。ですが、玄関や駐車場など自分達が動く事で確認できる所には気軽につける事が出来ていいですね。
- 「ソーラー式」は日当たりが悪いと、うまく充電されず必要な時に点灯しない事もあるようです。ただ日当たりが良い場所であれば、電源も必要なく気軽につける事できます。電源がソーラーなのでその部分が壊れてしまうかどうか耐久性が気になるところです。
- 「コンセント式」は電源があれば安定するものの、電源がなければ別途工事が必要になります。電源さえ確保していれば、一番明るく光るタイプが多いので安心して使えます。
我が家はコンセント式をメインとして、死角などはソーラー式で考えています。ソーラー式安いのだと1000円前後からあるようです。
これなんか999円で、驚きの4.9の評価です。歩きすすめるとどんどん点灯するように幾つかつけてもよさそうですね。
壊れても買いやすいし・・・。