家の収納が足りない!
庭いじりで使うものを収納できる所が欲しい
タイヤを物置に収納したい
そう考えた時、考えられる一つの方法に「物置」の購入があります。しかし、この物置いざ検討し始めると様々な事で悩み始めるものです。
今回物置を購入するにあたり考えた事をまとめていきます。これから物置を購入しようと考えている方の何かの参考になれば幸いです。
まず物置のメーカーについてまとめていきます(調べた上での個人的な感想も入りますので予めご了承ください)
代表的な物置メーカーと特徴
ホームセンターに行くと直接見て触る事ができる主要メーカーは下記の通り
- イナバ物置
- ヨド物置
- タクボ物置
- サンキン
- ホームセンターとコラボ(DCM×タクボ等)
- マツモト物置
まずはイナバ物置から
「100人乗っても大丈夫」このCMがまず思い浮かびます。実際「物置 おススメ」などの検索ワードで調べていくと「その道のプロ」はイナバ物置かヨド物置を薦めているのが多く出てきます。
扉の開閉は上下のレール式。
丈夫な柱でしっかりと構造を支え、厚みのある鋼板(屋根、扉、壁パネル)が雪や風から内部を守ります。長年使っていくうちに物置が傾いても水平をとれるネジ式のアジャスターがついています。製品によっては2重構造の断熱材が入っているものまであるようです。
デザインはまあ「普通」な感じです。武骨というか、まあ物置って感じです。
物が良いと言われており耐久性も高いようですが、値段はやや高め。
ヨド物置
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3枚扉の開閉は上吊りでスムーズ。3枚扉があると物の出し入れがしやすいようです。下のレールが無いため砂や砂利が侵入しても開閉がしやすいよう作られています。
高い耐久性で外壁などにも使われる事も多いガルバリウム鋼板をしようしており、また雨風で傷がついても鋼板の亜鉛が溶け出る事で傷を保護し錆を出づらくするようです。
また雨が降った時の雨水の流れは前側へ流れ(前勾配)たあと、側面から地面へ流れるようなっているため「外壁ぎりぎりにつけたい」「物置の後ろは隣家との境界ぎりぎり」などの時雨水の流れ先で悩まなくていいのは大きなメリットですし、前勾配の物置はヨド物置だけです。
また組み立ても簡単にできるシリーズがあり、施工性やイナバと同様に信頼性も高いのが特徴です。こちらも値段はやや高め。
タクボ物置
コチラも扉の開閉は上吊り式でスムーズに行えるようになっています。
タクボ物置はコスパがいいと感じます。値段もそこそこでデザインもまあまあ。目に見えない構造や壁やドアの厚みに違いがあるのかもしれませんが私が最終的に選んだのはタクボ物置です。
壁が自立する為DIY(一人でも)でも組み立てやすい
アジャスターがついている(完全な水平を取らなくても大丈夫)
イナバやヨドほど高くない(同じくらいのサイズなら)
ホームセンターで見て、サイズと金額とのバランスがいい
雨水は後ろ側に流れた後、サイドより流れるようになっています。
ちなみに私はこちらを選びました。
ホームセンターとコラボ系(DCM×タクボ等)または、ホームセンターオリジナル
近辺にあるホームセンターはケーヨーD2とカインズホームですが、どちらにもコラボ物置がありました。少し安いのかな?ネット情報だと型落ちモデルにオリジナルカラーで出しているという情報もありました。基本はタクボだと思えばいいのかもしれない。
他の同じくらいの物置と比べると1万~2万前後安いような印象をうけました。大きさや中にいれる物とのサイズ感があえば一番お得かもしれませんが、様々なホームセンターを巡りしっかり確認してください。
サンキン物置
まず安い!!同じ大きさ位ならイナバやヨドと比べると数万円安い!!ぱっと見は何も問題は無いものの、棚板がオプションだったりします。組み立てが大変なのか、ケーヨーD2ではサンキン製だけ組み立て費用が少し高く感じました(展示品SK8-70で19800円)
上の写真の通り、物置の在庫処分などしなくても価格が安くなっていたりしていたので、「衣類」「家電」みたいに湿気や温度の上下に影響を受けないようなものを保管するならいいのかも。
ただ壁となる鋼板が薄い。ホームセンターでドア等触って、他のメーカーと触り比べると薄さがわかります。あとみた感じ隙間が多い?印象(通気性が良い?)。
でも純粋に物置として使う分には何も問題なさそうってのが、素直な気持ちの落ち着き所です。
マツモト物置
お金に余裕があればこちらにしたかった。素直におしゃれな感じ。ホームセンター等で三角の屋根があれば恐らくマツモト物置。
換気口が標準装備だったり、丈夫に使いやすくできている。
販売価格=組み立て費用込みとなっていて、金額は明瞭。ただ我が家の予算では無理でした。
在庫処分などを狙わない限りは値引きなどもないようですね。
そしてこの辺りで、実際売れている物置のランキングを見てみます
様々なサイズの物置が売れており、メーカーや価格帯もバラバラですが大き目の物置になってくるとヨド物置やイナバなどもランキングに入ってきます。
用途を考え、コストを取るか信頼性・耐久性をとるか悩むところですね。
物置に何をしまうのか?外寸と内寸の差に注意
めっちゃ大事ポイントです!!
私はタイヤの保管場所として物置の検討をしましたが、下の写真のようにカタログなどに記載されているサイズは「外寸」であり「内寸」では無いので注意が必要です。
例えば私が収納予定の225/55R18のタイヤの外径は704mmになります。まあ70cmとします。
奥行70cm以上の物置として奥行75cmの物置を想定します。
でも残念ながらこの物置↑に70cmのタイヤは入りません
内寸もきちんと調べるか、ホームセンター等でメジャーなどを使い測ってみた方がいいです。
内寸の奥行を調べると実は「64cm」しかないです↓
カタログの寸法をざっくり見ただけで決めると大変な事になります。
中に収納するものが決まっている場合、その大きさを測り、少し余裕のある大きさの内寸サイズで検討しましょう。
ネットとかで買うなら尚更慎重に選んでください。
物置は店舗で買うか、ネットで買うのとどっちが安いか?
色々調べてるとわかりますが、「普段」のホームセンターの物置は大体30~35パーセント割引です。
年に一度~半期に一度位、見本で出ている物置の在庫処分セールを行う所が多いようななので、時期とタイミングが合えばそこを狙うのもいいかもしれません。ただし組み立て済みの物置の「解体費用」が別途発生するのと、タイミングがあわないと買えないというデメリットもあります。
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— 島忠江東猿江店 (@shimaho_ktse) July 25, 2018
ネットショップでの価格ですが、こちらも平均的に30~35%くらい引いた金額になっている事が多く金額としては似たようなものです。ただし「楽天ポイント、ヤフーショッピングのポイント」が付く分ネットの方が安くなりますね。
問題は物置の組み立て、それに伴うアンカー工事などをどうするか
これが最大の問題です。まず自分で物置を組み立てるのか、業者さんに依頼するのかを決めないと始まりません
ざっくりの計算を↓にまとめてみましたが、業者の方にお願いすると小型の物置代+2~3万程必要となります。
<業者依頼の場合>
物置の価格は税込み80000円とします。
そこに組み立て費用を足します+12000円(大きさや商品によるので、とりあえず小型タイプで約1万2000円位)
アンカー工事費用を足します+15000円(物置が風で動かないようにする工事で、地面の状態によるけど1~2万前後)
物置80000+組み立て費用12000円+アンカー工事10000~20000= 合計 102000~112000円
ざっくりの計算ですが合計10~11万前後になります。なので、物置価格+3万位と見ておくといいかもしれません。
<物置の組み立て・アンカー工事を自分でDIY>
自分で組み立て+自分でアンカー工事なら体力と時間と意欲と知識があれば行う事ができます。
こちらも同じサイズの物置と仮定して
物置 80000円
物置を置く台に使うブロック +1000円 ※1ヶ110円×6~9か所分(1000円とします)
アンカー工事に必要なセメント代やアンカー代 +1000~2500円位
他整地として砂利を敷くなら砂利代等(状況により異なる為除外)
ざっくりですが、
合計 物置80000円+ブロック代1000円+セメントやアンカー代2500円= 合計83500円
確実に必要になるものだけなら大体84000円前後で揃えられる感じです。もちろん必要な工具や用具の有無により金額は変動します。
自分の体力を使い、色々調べ経験値を積みながら、多少の失敗を受けれつつ少しでも安く上げたいなら自分で組み立てるのも全然ありだと思います。
お金よりプロにしっかりと作って欲しい、既存の物置を撤去して新しい物置を設置したい、地面の段差が激しいなどであれば業者の方にお願いした方がいいかもしれません。
私
自分で組み立てる事に決めたので、物置は組み立てやすいと言われる価格とのバランスで「タクボ物置」にしたってのもあります。
購入したい物置が決まっていて、工事も依頼したい。あるいは組み立てやアンカー工事は自分で行う。そして「お得」に購入したいというのであればやはりネット購入がお得です。
私
ポイント還元率が良く、キャンペーンとかと合わせると1万ポイント以上つくときもありました>>エクステリアのキロ楽天市場支店
まとめ
物置を購入するにあたり私が悩み、失敗しそうになり注意すべきことを今回まとめてみました。
・どの物置メーカーがいいのかを金銭面、使う用途から検討する
・物置に収納する予定の物の大きさを考え、外寸内寸に注意する
・ホームセンターなどの実店舗から購入するか、ネットで購入するか
・購入した物置の組み立てやアンカー工事を依頼するか、自分で行うか
これらを頭にいれつつ、購入する物置を検討すると失敗が少なくなると思います。
この後は実際に私が購入する物置の為の整地や組み立てにあたり考えた事をまとめていきます。