どうもHIROです。
新居に引っ越しをしたため、以前から計画をしていた「空配管へのLAN配線」を実行に移しました。
前回記事>>新築の空配管にLANケーブルを自分で配線するぞ
工程としては、LANケーブルを空配管へ通し、壁のコンセントの所でLANジャックとつなぐ所までとなります。
この作業に必要なのは、
このcat6に対応したLANケーブル。cat5eでももちろんいいんですが、何となく新しい方にしました。
あと、このLANケーブルをコンセント側とつなげるLANジャック「パナソニック ぐっとす」
・ニッパー(ダイソー製)
あと予めアマゾンで評判のいい色々なツールが入ったこの写真のセットも買ってみたものの、空配管へのLAN配線とLANジャック(パナソニックぐっとす)と繋ぐだけであればこんなに必要ありませんでした。ただこの工具セット、一つずつ必要なものを買うより安いんですよね。
ニッパーとカッターとLANケーブルを切る切れ味鋭い「何か」があればそれでできそうな気もします。(高い精度を求めなければ)
とりあえず専用品であれば、↓のような「かしめ工具」でこの工程は足りそうです。
空配管へのLAN配線 その① コンセントカバー類を外す
では始めます。まずこのコンセントカバーを外します。
外し方は爪でぽちっとほじるだけで取れます。(まさかこんなに簡単にとれるとは)
取れたらこうなります。
この状態になったら、さらに白い外枠が取れるのでドライバーを使って外していきます。(上二つ下二つ)
いっきに外しちゃいます。すぐにとれます。
白い外枠をとるとこうなります。さらに右側の上下ネジを外します。思ったより長いネジです。
左側のコンセントを固定する部分は金属で、これからLANジャックを通す部分はプラスチックでできていました。
ちなみに電気関係は自分でやってはいけません。(電気工事士の資格がいります)
LAN配線からLANジャックへつなぐのはOK!!
取れるとこうなります。でもこのままだとLANジャック(ぐっとす)がつけれないので、真ん中の白いやつをとります。
よく見ると、右側中央付近に「はずす」とかいてますね。確認したら裏返します。
裏返して、「はずす」の後ろ側へマイナスドライバーを差し込み、慎重に「てこの原理」的な感じで外します。
(はじめこの「はずす」に気づかず無理矢理外そうとして割れて、買いなおすはめになったので注意です)
ほら取れた!!
空配管へのLAN配線 その②配管内へケーブルを送りこみます。
そして空配管へのLAN配線開始です。
コンセントボックスというのかな?この下側に黒い配管があり、そこから針金が伸びています。
ここにLAN配線を通して、目指すは1Fリビングです。
とりあえず、こんな感じに針金ぐるぐる巻いてセロテープで補強してみました。
ひとまず、LANケーブルを押し込んでみます。
ある程度まではいくものの、途中で引っかかりました。(やっぱり反対側から針金引っ張った方が早いかもと気づく)
反対側(リビング1F)からも、針金が出ているのでそれを引っ張ります。
ここ(上の穴)から出てくるはず。。。以外に出てきません。てかどこかで引っかかっています。
確認したら、LANケーブルを押し込んだ側でLANケーブルが丸まって引っかかっていました。ある程度LANケーブルを伸ばした状態にして再挑戦。
ほら。出てきた。
空配管へのLAN配線 その③LANケーブルの加工 ぐっとすと結線
ここでようやくLANケーブルをカットします。この工具、今回の工程だと「切る」だけしか使いませんでした。
メルカリででも売るとします。
写真がないものの、LANケーブルを切った後先端から4~5センチ位のところで外側の被膜をとります。
カッターでも出来ると思いますが、中の線を傷つけないように注意!!
中央にはこんな十字型の柔らかいプラスチック的なものが入っているのでこれも切ります。
大きく4つの線に分かれていますが、例えば茶色の線は「茶色」の線と、「茶色と白」の線をネジられて(よって?)出来ています。(他も同様)
お次はLANジャック(ぐっとす)を用意。
この青いキャップを取ると、
こうなります。そして被膜をとった後のLANケーブルのねじられた線を、こちらの色に合わせてはめ込んでいくわけです。
よくみると「A」「B」と書いてますね?
この「A」と「B」の違いがわからず調べたものの、いまいちわかりませんでした。
でも、大事なのは片側を「A」の配線の色の通りに配線したら、もう片側も「A」で統一しましょうって事でした。
日本では「B」で作られるという事が多いとの情報もあり私は「B」で作りました。なので全てBで統一。
こう!!(塗装した後で爪が汚い てか長い すみません!!)
逆側から見るとこうなります。
そして、はじめに外したぐっとすのキャップで「グッと」押し込みます。
「プチ」って音がするまで押し込みましょう。これによりLANケーブルが電気的に?LANジャックにつながるようです。
そして、はみ出たコードを切っていきます。
こんな感じになりました。
あとはこの枠にはめ込みます。「ぐっとす」側の爪をひっかけて
「カチッ」てなるまではめ込みます。
そして外枠ごと、元の位置へ戻していきます。
この状態に戻して、写真が無いけども一番初めに外す大きな白い外枠を付けてください。
ほら出来た!!カバーをつけなおすとこの通り!!すっきりはまっていい感じです!!
まとめ
やってみると、手間はかかりましたが以外にできるもんでした。
そりゃプロから見たら色々突っ込みどころがあるでしょうが、その後PS4を有線でつなげたりPCを有線で繋ぐことには成功しました。
ただし注意点があるとしたら、「ぐっとす」に結線?していきコンセントカバー類にはめなおす際、ぎりぎりの長さでLANケーブルとぐっとすを繋げたら為コンセントボックス内の奥行がたりず無理矢理コンセントカバーをはめる形になってしまいました。(LANケーブルがコンセントボックスの後ろ側に押し付けられて多分痛い痛いと言っていますw)
プロはどうするのかわかりませんが、奥行も計算してちょうどいい長さにするか、いっそコンセントボックスないで少したわませた上で「ぐっとす」と繋げるのがいいのかもしれません。(すみません うまく伝えられている自信がない 笑。やってみるとなんとなくわかるかと思います)
作業はそんなに難しいものではないですし、一度やってみると「いつか」新しいケーブルや技術が出てきても自分で対応できるのでお勧めです。